プログラミング・シンポジウムは通常のシンポジウムとは異なり,自由な雰囲気の中で,計算機の無限の可能性を開拓していく「夢のシンポジウム」を目指したものです.1960年に第1回目が開催されて以来,これまでに将来を展望したプログラミング技術などに関して,毎年活発な討論が行われ,その中から数多くの斬新なアイディアが生まれてきました.
今回は,週末を含む 2018年1月19日(金)~21日(日)の3日間,ラフォーレ伊東にて開催いたします.ご発表およびご参加のほど,よろしくお願いします.
また,昨年に引き続き,学生による発表を奨励することを目的に,論文に対する「コメントフィードバック」 を実施します.積極的な申込をお待ちしています.コメントフィードバックの詳細については 4.を参照してください.
学術論文発表の場であると同時に,多方面の人々の共通の討論の場であり,意見交換の場であると考えています.研究としては未完成であっても将来に影響を与えるような話題を歓迎します.例えば,次のようなテーマでの発表を募集します(これらに限るものではありません).
- プログラムの処理の仕方、考え方の提案
例:
- 新しい考え方に基づくプログラミング手法
- プログラミングの成功談・失敗談
- プログラミング言語の設計と実装および応用
例:
- 適用分野に特化したプログラミング言語
- メモリ管理などの実行時システム
- プログラム処理の効率化技法
例:
- コンパイラにおける高速化技法
- モバイル端末のための低消費電力化
- プログラミングフレームワークの設計と実装および応用
例:
- 分散処理のためのフレームワーク
- 機械学習のためのフレームワーク
- プログラミングの応用
例:
- 企業におけるプログラミング
- 分野を横断したプログラミング
- プログラミングの教育
例:
- 小・中・高向けのプログラミング教育
- プログラミングの楽しさ、面白さを伝える方法
- プログラムの理論
例:
- プログラムの正しさを保証するための理論
- プログラム検証系の応用
加えて,ポスター発表およびデモンストレーションなどの場所を用意し,夕食後にも,自由討論の場を用意します.
日時 2018年1月19日(金) 13:00 ~ 21日(日) 12:00 会場 ラフォーレ伊東(〒414-0004 静岡県伊東市猪戸2-3-1)
- 一般講演・ポスター発表申込受付
- 2017年9月11日(月)~10月25日(水) (延長しました)
- コメントフィードバックを希望する論文の提出締切 (詳しくは4.を参照)
- 2017年11月24日(金)
- すべての論文(コメントフィードバックに基づいて修正を行った論文を含む)の提出締切
- 2017年12月15日(金)
- 一般講演,ポスター発表のいずれも受付期間内に題目と400文字程度の概要と共に発表申込Webページからお申し込みください.
- 申込区分の違いについては,こちらを参照してください.
- 概要により幹事会において採録検討を行い,採録の可否を決定します.
- 採否通知は 10月30日を予定しています.
- 一般講演,ポスター発表のいずれも 12月15日 までに論文を提出してください.
- 一般講演の場合は 6~16 ページの論文を提出してください.
- ポスター発表の場合は 2~4 ページ程度の論文を提出してください.
- 発表申込受付後のタイトル・著者名・著者順の変更は御遠慮ください.
- 論文の提出はPDF形式でお願いします.
- 予稿集に掲載される論文はWebでの公開を予定しております.
- 論文提出の際に著作権譲渡の手続きをお願いします.
- その他論文執筆に関する詳細は採否と同様に 10月30日頃にお知らせいたします.
プログラミング・シンポジウムでの議論をよりよいものにしていただくため,また,研究の将来的な大きな発展を応援するための仕組みが,論文に対する「コメントフィードバック」です.この仕組みでは,締切より約3週間早い 11月24日までに提出していただいた論文に対して,1週間程度を目安として論文をより良くするためのコメントをお返しします.締切までの残り2週間を使って,コメントを基に論文をより良く修正していただけます.
- 査読ではありません.あくまで,論文を良くしていただくためのコメントです.
- コメントフィードバックは第一著者が学生の論文のみ対象とします.
- 希望される場合には,申込時にチェックをいれてださい.
特に優秀であると認められた発表に対して山内奨励賞が与えられます.
情報処理学会 事業部門
E-mail:prosym59@ipsj.or.jp (@は全角で記述してありますので,メールを送る場合には全角@を半角に直してからお送りください)