プログラミング・シンポジウムは通常のシンポジウムとは異なり,自由な雰囲気の中で,計算機の無限の可能性を開拓していく「夢のシンポジウム」を目指したものです.1960年に第1回目が開催されて以来,これまでに将来を展望したプログラミング技術などに関して,毎年活発な討論が行われ,その中から数多くの斬新なアイディアが生まれてきました.
今回は,週末を含む 2019年1月11日(金)~13日(日)の3日間,ラフォーレ伊東にて開催いたします.ご発表およびご参加のほど,よろしくお願いします.
また,昨年に引き続き,学生による発表を奨励することを目的に,論文に対する「コメントフィードバック」 を実施します.積極的な申込をお待ちしています.コメントフィードバックの詳細については 6.を参照してください.
学術論文発表の場であると同時に,多方面の人々の共通の討論の場であり,意見交換の場であると考えています.研究としては未完成であっても将来に影響を与えるような話題を歓迎します.例えば,次のようなテーマでの発表を募集します(これらに限るものではありません).
- プログラムの処理の仕方、考え方の提案
例:
- 新しい考え方に基づくプログラミング手法
- プログラミングの成功談・失敗談
- プログラミング言語の設計と実装および応用
例:
- 適用分野に特化したプログラミング言語
- メモリ管理などの実行時システム
- プログラム処理の効率化技法
例:
- コンパイラにおける高速化技法
- モバイル端末のための低消費電力化
- プログラミングフレームワークの設計と実装および応用
例:
- 分散処理のためのフレームワーク
- 機械学習のためのフレームワーク
- プログラミングの応用
例:
- 企業におけるプログラミング
- 分野を横断したプログラミング
- プログラミングの教育
例:
- 小・中・高向けのプログラミング教育
- プログラミングの楽しさ、面白さを伝える方法
- プログラムの理論
例:
- プログラムの正しさを保証するための理論
- プログラム検証系の応用
加えて,ポスター発表およびデモンストレーションなどの場所を用意し,夕食後にも,自由討論の場を用意します.
日時 2019年1月11日(金) 13:00 ~ 13日(日) 12:00 会場 ラフォーレ伊東(〒414-0004 静岡県伊東市猪戸2-3-1)
- 一般講演・ポスター発表申込受付
- 2018年9月1日(土)~10月5日(金)
- 採否通知
- 2018年10月22日(月)
- コメントフィードバックを希望する論文の提出締切 (詳しくは 6.を参照)
- 2018年11月9日(金)
- コメントフィードバック (希望者のみ)
- 2018年11月16日(金)
- すべての論文(コメントフィードバックに基づいて修正を行った論文を含む)の提出締切
- 2018年11月30日(金)
プログラミング・シンポジウムでの議論をよりよいものにしていただくため,また,研究の将来的な大きな発展を応援するための仕組みが,論文に対する「コメントフィードバック」です.この仕組みでは,締切より約3週間早く論文を提出していただいて,1週間程度を目安として論文をより良くするためのコメントをお返しします.締切までの残り2週間を使って,コメントを基に論文をより良く修正していただけます.
- 査読ではありません.あくまで,論文を良くしていただくためのコメントです.
- コメントフィードバックは第一著者が学生の論文のみ対象とします.
- 希望される場合には,申込時に希望の旨を登録してください.
特に優秀であると認められた発表に対して山内奨励賞が与えられます.
情報処理学会 事業部門
E-mail:prosym60@ipsj.or.jp (@は全角で記述してありますので,メールを送る場合には全角@を半角に直してからお送りください)