プログラミング・シンポジウムは通常のシンポジウムとは異なり,自由な雰囲気の中で,計算機の無限の可能性を開拓していく「夢のシンポジウム」を目指したものです.1960年に第1回目が開催されて以来,これまでに将来を展望したプログラミング技術などに関して,毎年活発な討論が行われ,その中から数多くの斬新なアイディアが生まれてきました.

  1. 学術論文発表の場であると同時に,多方面の人々の共通の討論の場であり,意見交換の場であると考えています.論文発表およびポスターに加え,デモンストレーションの場所を提供し,自由討論の場を提供します.
  2. 情報処理の発展のために,学生や若手技術者・研究者の方々を含む多数の人々が参加され,活発に発言されることを期待します.

本シンポジウムの趣旨から,「情報処理分野に強い関心を持ち,シンポジウムにおいて有益な形で討議に参加しようという意欲のある方」に是非ご参加いただきたいと思います.


例年,プログラミング・シンポジウムには多方面の分野や所属からの参加者を迎えています.分野でいえば,ここ数年は,プログラミング言語理論,言語処理系の実装,オペレーティング・システム,ゲーム (を解く) プログラム,プログラミング教育,スパコンなどの高性能計算,ビジュアル・プログラミング,セキュリティとプライバシー,正規表現,などの人がいます.

所属から見ると,学術系の研究者はもちろん,企業のソフトウェア・エンジニアなどの技術者に加え,自分で起業した人もいます.過去に未踏ソフトウェア創造事業に参加して,そのときから継続的に参加している人もいます.年代も若手からベテランまで様々です.

つまり,プログラミングに関わっていて,プログラミングに関連して発表したいこと,いろいろな人と議論したいことがあり,さらに他の方の議論にも活発にご参加いただける方のご発表であれば,どんな分野でも歓迎いたします.トップページから過去のシンポジウムのプログラムを見ていただくと,参考になるかもしれません.

1. 開催趣旨および対象領域

学術論文発表の場であると同時に,多方面の人々の共通の討論の場であり,意見交換の場であると考えています.研究としては未完成であっても将来に影響を与えるような話題を歓迎します.例えば,次のようなテーマでの発表を募集します(これらに限るものではありません).

  • プログラムの処理の仕方,考え方の提案
    • 例: 新しい考え方に基づくプログラミング手法,プログラミングの成功談・失敗談
  • プログラミング言語の設計と実装および応用
    • 例: 適用分野に特化したプログラミング言語,メモリ管理などの実行時システム
  • プログラム処理の効率化技法
    • 例: コンパイラにおける高速化技法,モバイル端末のための低消費電力化
  • プログラミングフレームワークの設計と実装および応用
    • 例: 分散処理のためのフレームワーク,機械学習のためのフレームワーク
  • プログラミングの応用
    • 例: 企業におけるプログラミング,分野を横断したプログラミング
  • プログラミングの教育
    • 例: 小・中・高向けのプログラミング教育,プログラミングの楽しさ・面白さを伝える方法
  • プログラムの理論
    • 例: プログラムの正しさを保証するための理論,プログラム検証系の応用

加えて,ポスター発表およびデモンストレーション,自由討論などの場を提供できるよう検討中です.

2. 開催日時・会場

  • 日程: 2023年1月6日 (金) ~ 8日 (日) (予定)
  • 会場: 現地会場とオンラインのハイブリッド (予定)
  • ポスターセッションは現地での発表を基本とする予定です.

3. 発表申込に関するスケジュール

一般講演・口頭発表・ポスター・デモ発表の申込受付
2022年9月6日 (火) 〜 10月11日 (火)
採否通知
2022年10月21日 (金)
コメント・フィードバックを希望する論文の提出締切 (詳しくは 6. を参照)
2022年11月8日 (火)
コメント・フィードバック (希望者のみ)
2022年11月15日 (火)
最終的な論文の提出締切
2022年11月30日 (水)

4. 申込区分について

プログラミング・シンポジウムは,多方面の人々の共通の討論の場,意見交換の場であることを趣旨として掲げています.そのため,一般的な研究会や勉強会よりも,質疑応答の時間をかなり長く取っているのが特徴です.

  • 一般講演
    • 会期中のセッションで,40分 (発表25分 + 質疑15分) 程度の口頭発表を行っていただきます.
      • 6~16ページの論文を提出してください.
    • 第一著者が学生の場合,コメントフィードバックを希望できます.詳しくは下記の「コメント・フィードバック」をご参照ください.
  • 口頭発表
    • 企業などで学術系の活動・コミュニティと普段あまりかかわりがない方や,論文という形式に躊躇があるという方を,おもに想定した発表カテゴリです.
      • 学術的な新規性や有用性の議論といった内容には限定せず,業務を通して得られた新しい知見の共有や,学術的な知見のある人と議論してみたいテーマの提起など,幅広く募集します.
      • 構想段階のものや研究途上の議論も歓迎します.
    • 25分 (発表15分 + 質疑10分),または40分 (発表25分 + 質疑15分) の口頭発表を行っていただきます.
    • 論文の提出は必須ではありません.任意で2~4ページ程度の論文を提出していただくこともできます.
    • 任意で論文を提出される方は,下記の「コメント・フィードバック」を希望していただくと,論文をよりよくするためのサポートを受けることもできます.(学生の機会を優先するため,幹事団の手が回らないときはお断りする可能性もございます)
  • ポスター・デモ発表
    • 会期中のポスターセッションの時間に,所定の場所でポスターやデモの掲示と発表をおこなっていただきます.
      • ポスター・デモ発表をされる場合,オンラインではなく,現地での参加が前提となりますのでご注意ください.
      • オンラインでポスターのような発表をしたい場合は,口頭発表のショート枠をご検討ください.
    • ポスターセッションの前にまとまった時間を設けて,そこでポスター・デモに関する 2, 3 分の紹介をおこなっていただく予定です.
    • 2~4ページ程度の論文を提出してください.

5. 申込と論文執筆について

論文・発表申込フォーム

  • 一般講演,口頭発表,ポスター・デモ発表のいずれも,受付期間内にタイトルと 400 文字程度の概要を論文・発表申込フォームからお申し込みください.
    • 発表申込受付後のタイトル・著者名・著者順の変更は御遠慮ください.
    • 幹事会において題目と概要を基に採録検討を行い,採録の可否を決定します.
    • タイトル・概要・予稿集に掲載される論文は Web での公開を予定しております.
  • 発表資料やリンク情報等の参考資料についても,希望に応じて掲載できる方法を検討しています.
  • 論文提出の際に著作権譲渡の手続きをお願いします.
  • その他論文執筆に関する詳細は採否通知時にお知らせいたします.
  • 論文・発表申込とは別に,参加申込も後日必要になります.参加申込につきましては別途お知らせいたします.

6. コメントフィードバックについて

プログラミング・シンポジウムでの議論をよりよいものにしていただくため,また,研究の将来的な大きな発展を応援するための仕組みが,論文に対する「コメント・フィードバック」です.

コメント・フィードバックを希望する方は,締切より約3週間早く論文を提出していただきます.それから1週間程度を目安として,幹事より論文をよりよくするためのコメントをお返しします.最終的な締切までの残り2週間を使って,コメントをもとに,論文をよりよく修正していただけます.

  • 査読ではありません.あくまで,論文をよくしていただくためのコメントです.
    • 基本的には,学生の発表と,任意で論文を提出する「口頭発表」カテゴリの発表が対象です.
    • 希望される場合には,申込時に希望の旨を登録してください.

7. 山内奨励賞について

特に優秀であると認められた発表に対して山内奨励賞が与えられます.

口頭発表については,発表スライドを提出いただいたものを選考の対象とします.

照会先