プログラミング・シンポジウムは通常のシンポジウムとは異なり,自由な雰囲気の中で,計算機の無限の可能性を開拓していく「夢のシンポジウム」を目指したものです. 1960 年に第 1 回目が開催されて以来,これまでに将来を展望したプログラミング技術などに関して,毎年活発な討論が行われ,その中から数多くの斬新なアイディアが生まれてきました.
学術論文発表の場であると同時に,多方面の人々の共通の討論の場であり,意見交換の場であると考えています.論文発表およびポスターに加え,デモンストレーションの場所を提供し,自由討論の場を提供します.
情報処理の発展のために,学生や若手技術者・研究者の方々を含む多数の人々が参加され,活発に発言されることを期待します.
本シンポジウムの趣旨から,「情報処理分野に強い関心を持ち,シンポジウムにおいて有益な形で討議に参加しようという意欲のある方」に是非ご参加いただきたいと思います.
第 64 回の招待講演は,電気通信大学の伊藤毅志様をお招きし,デジタルカーリングについてご講演いただく予定です.
はじめに: 第 64 回プログラミング・シンポジウム開催と COVID-19 対策の方針
新型コロナウィルス (COVID-19) の影響から,プログラミング・シンポジウムは前回,前々回とオンラインで開催してきましたが,第 64 回は現地とオンラインのハイブリッド開催となります.ただ 2022 年 11 月初頭の時点で COVID-19 の各種指標は再悪化の兆候を示しており,シンポジウム当日のころにどうなっているか,予想がつきません.
そこで COVID-19 対応の方針を,以下のように設定しています.
原則
- 現地参加の人数には上限を設けています.上限 50 人を目安としており,現地参加希望でお申し込みをされても,ご希望に添えない場合があることをご理解ください.
- 現地参加の方は 1) 発表者を優先した上で 2) 参加申し込みの先着順を原則としながら,最終的には幹事の判断をまじえて決定させていただきます.
- 現地開催は,例年のように,宿泊込みの「合宿形式」です.現地参加の費用にはシンポジウム自体の参加費と宿泊食事費が含まれ,宿泊室はシンポジウムで用意します.ただし例年とは異なり,同室での宿泊となるのは最大で 2 人,状況やご希望に応じて 1 人部屋となります.
- 来客のない宿泊室内を除き,現地会場では原則としてマスクの着用が必須です.不織布の使い捨てマスクを必要な枚数ご持参いただき,鼻と口を覆う適切な形で着用してください.
- 食事の際にはマスクを外して構いませんが,会話はできるだけ,静かに食べ終わってマスクを再装着してからお願いします.
- 全現地参加者には,シンポジウム前に COVID-19 ワクチンの接種を完了することを推奨しています.
- 会場に移動する前や,会場に着いてから,シンポジウム中に少しでも体調の悪化を感じた場合,または COVID-19 陽性となった場合,濃厚接触者となった場合は,できるだけ早く幹事までご連絡ください.体調悪化によるキャンセルやオンライン参加への変更には,返金も含め柔軟に対応する準備をしています.詳細は,本ページ下部のキャンセル・ポリシーをご確認ください.
- 陽性者・濃厚接触者の詳細について幹事は口外いたしませんが,政府・自治体や保健所から求められた場合には参加者リストを提供します.
状況悪化への対応
上記を原則としながら,状況の変化に応じて,以下に例示するようなあらゆる変更の可能性があります.ご理解をお願いいたします.
- プログラム中の一部イベントやセッションを取りやめる可能性がございます.
- あとから参加人数上限を引き下げる可能性があります.それに応じて,現地参加からオンライン参加への変更をお願いする可能性がございます.
- 2 人での同室宿泊をとりやめ,すべて 1 人部屋とする可能性もございます.
- 極端な場合,現地開催をやめて完全オンライン開催に戻す選択肢も (幹事として望んではおりませんが) 排除はしておりません.
- このような変更に際しては,特に参加費用について一方的な不利益や不公平がないように,返金なども含め対応いたします.
日程・会場・プログラム
- 日程:
- 開場: 2023年1月6日(金) 12:30 (受付開始)
- 開会: 2023年1月6日(金) 13:30
- 閉会: 2023年1月8日(日) 12:00
- 会場:
- 当日のプログラムとスケジュール
現地会場までの移動
会場となるラフォーレ修善寺の最寄りは 伊豆箱根鉄道 修善寺駅となりますが,さらに修善寺駅からラフォーレ修善寺までは,ラフォーレが運営するバスに乗る必要があります.
ラフォーレ運営バスの定期運行ダイヤは公式ページの「アクセス」からご確認いただけますが,プログラミング・シンポジウム参加者向けの臨時バスを出していただきます.詳細は現地会場のご案内をご確認ください.
参加の申し込み
参加申し込みフォームからお申し込みください.
既に論文・発表の申し込みをされた方も,別に参加の申し込みが必要です.お忘れないようにお願いいたします.
- 現地参加の申し込み期間: 2022年11月4日 (金) 〜 2022年11月28日 (月)
- 現地参加ではなくオンライン参加の申し込みは,シンポジウム前日の 2023年1月5日 (木) まで可能です.
- 参加申し込みを行ったのち (学生のオンライン参加以外は) 参加費の支払い確認をもって参加登録とします.
- 事情により上記 Web フォームからの申し込みを利用できない場合は,ページ最下部の照会先へご連絡ください.
- シンポジウム期間中の,中途での人員の交替はご遠慮ください.
- 論文集は会期中に電子データとして参加者に配布します. CD-ROM や USB メモリでの配布はいたしません.印刷版の紙の論文集は,会期後にオンデマンドでの印刷・配送となります.購入を検討している方は申し込み時にお知らせください.
また,今回はキャンセル・ポリシーをできるだけ柔軟に設定しています.本ページ下部の「キャンセルについて」もご確認ください.
会費
現地参加の会費
久しぶりの現地開催にあたり,若手の方の負担を少なくして気軽に参加していただきたいと考え,今回は例年の学生料金に加えて "若手" 料金を設定しました.「シンポジウム初日の 2023年1月6日 (金) 時点で 32 歳に満たない」方は "若手" 料金でお申し込みいただけます.
注: 以下の料金表は 2 人部屋の場合です. 1 人部屋を特に希望される方は,宿泊食事費に ¥14,000 (2 日分) が加算となります.
情報処理学会の会員 | 情報処理学会の会員ではない | |
---|---|---|
学生 | ¥26,000 (参加費 ¥6,000 + 宿泊食事費 ¥20,000) | ¥29,000 (参加費 ¥9,000 + 宿泊食事費 ¥20,000) |
"若手" | ¥32,000 (参加費 ¥12,000 + 宿泊食事費 ¥20,000) | ¥35,000 (参加費 ¥15,000 + 宿泊食事費 ¥20,000) |
一般 | ¥45,000 (参加費 ¥25,000 + 宿泊食事費 ¥20,000) | ¥51,000 (参加費 ¥31,000 + 宿泊食事費 ¥20,000) |
オンライン参加の参加費
オンライン参加については,前回・前々回に引き続いて安価に設定し,特に学生の方は無料としています.多くの方の参加をお待ちしております. (無料の学生参加でも,参加申し込みの手続き自体は必要です)
ただし,オンライン参加には "若手" 料金を設定していません.学生でない方は,一般の参加者としてお申し込みください.
情報処理学会の会員 | 情報処理学会の会員ではない | |
---|---|---|
学生 | 無料 | 無料 |
一般 | ¥4,000 | ¥7,000 |
支払い
支払い,請求書・領収書の発行には情報処理学会のマイページを利用します.
申し込みをされた方には,準備が整い次第,メールで連絡があります.マイページにログインして手続きを行ってください.
- 領収書の発行は一度しかできません.ご注意ください.
- 情報処理学会の会員でない方は,マイページにログインするための情報がメールで通知されます.
- 参加費には消費税を含みます.
- 複数の身分をお持ちの方は,高い方の料金を適用させていただきます.
- 情報処理学会ジュニア会員の方は,学生会員の料金を適用いたします.
- 参加される方で情報処理学会の会員でない方は,この機会に情報処理学会への入会をお勧めしています.詳しくは情報処理学会の入会案内を参照ください.
キャンセルについて
現地参加で申し込んでも,年末に感染状況が悪化していたら現地は不安だという方はいらっしゃると考えています.また,シンポジウムが迫った時期になって体調に異変を感じた方が,もう現地参加の参加費も支払ってしまったから,という理由で現地にいらしてしまうと,会場で感染を広めてしまうおそれがあります.
そこで,今回はできるだけ柔軟にキャンセル・ポリシーを設定しています.参加申し込みにあわせて,こちらもご確認ください.
- 体調に異変がある,または COVID-19 の陽性が確認された,濃厚接触者となった場合 :
- 直前でも当日でも日付にかかわらず,キャンセル,またはオンライン参加への変更に無償で対応します.
- 既にお支払いいただいた費用について,後日になってしまいますが,差額返金の対応をいたします.
- 検査結果の提出などは求めません.体調に異変がある場合,躊躇せず速やかにご連絡ください.
- 2022年12月27日 (火) 正午までに連絡をいただければ,キャンセル,またはオンライン参加への変更に無償で対応します.
- 既にお支払いいただいた費用について,後日になってしまいますが,差額返金の対応をいたします.
照会先
- 情報処理学会 事業部門 (プログラミング・シンポジウム係)
- メール:
prosym64@ipsj.or.jp
- 電話: 03-3518-8373
- Fax: 03-3518-8375